団地妻でもフロントマン♪♪

息子がいるから唄うんだwママシンガー(時々ソングライター)ミナコのブログです (団地には住んでません)

雨の日の見舞い

Posted by minakichi1205 on   0 comments   0 trackback


父親
今年62歳

好きなもの
酒、タバコ、ギャンブル、女、演歌


完全オレ様思考
謝らない、折れない、譲らない
言いたいこと言って寝て、翌日覚えてないタイプ

バブルの頃の金の使い方を忘れられないので
家計はいつも火の車

愛人が出来た喜びを家族にも伝えちゃう
よく言えば計算出来ない
子供のような大人




そんな父親とは当然
会えばいつも喧嘩になってました。

家族の中でも特に
ザッツA型の母とわたしは
ザッツB型の父の破天荒ぶりを
生理的にうけつけられなかったというか


まぁもう
母は苦労の毎日だし

わたしはわたしで
帰省する度に喧嘩喧嘩。
父が出張でいないとそれはもうラッキー帰省。





今日
その父の見舞いに行って来ました。

天候は、雨。






10年以上前から医者に言われ続けていた糖尿病

それが今年になって見事に合併症を引き起こし

なにもしなければ余命3ヶ月と言われました。




糖尿病ってのは怖いですね。
言い渡されても合併症になるまでは
なんの症状もない

なのでわかってはいても
生活習慣を変えられないのです。


家族がなにを言っても
酒、タバコ、それに油っこい食生活を止めない十数年


当然と言えば当然の報いなのです。





パート終わりの母を迎えに行った後
向かった病室で

父は思いのほか元気でした。

余命宣告された日には落ち込んでいたそうですが
なにかふっきれたのか、あっけらかんとしてました。



数日前の検査で
脇腹から管を入れてなんたらしたのがかなりの痛みで
麻酔が効かなかったのかそうゆうものなのか

とりあえずかなり体にこたえたようで

医者から提案された
あまり回復の見込みのない手術も
1日おきにしなくてはならない人工透析も

もうなにもしたくない、とのこと。



味の薄い病院食も
無機質な病室も
もう嫌だと。


酒飲んでタバコ吸ってうまいもの食べたいと。





帰りの車中、母はなかば涙声で言いました。

「なにもしなければ3ヶ月。
なのになんにもしたくないって、我が儘ばっかり!!
みなちゃん、どうしたらいいの…」



その時、
なんだろう、夫婦ってすごいなと思いました。

酒だの女だの
あれだけ苦労してる母なのに…


40数年寄り添ったら
どんなに憎たらしい男だろうと
家族になるのですね。



わたしはこう返しました。

「今はなにもない病室で、なんの楽しみもないのだろうけど
退院して家にある自分の物や写真や
いつもの風景に囲まれたら
考え変わるかもしれないし


ごめん母さん、わたし父さんの言うことわかる気がする」  
 


禁酒禁煙、減塩食
仕事出来ないので当然禁ギャンブル
2日に一度の動けない治療(透析)

好きなことの出来ない3年なら


わたしなら
楽しくて仕方ない3ヶ月を選ぶ…

かもしれない…





今回は10日ほどの検査入院で
ほどなく退院します。



破天荒な性格は幼少期から培われたものなのでしょうが

21歳で姉が産まれ
それから4人の父親になった父には

わたしなどには知りえもしない苦労があったはずで


残された時間は
父が幸せに暮らせるよう
恩を返して大事に過ごそう




って

って





顔合わせたら
やっぱり喧嘩しちゃいそうだけど(笑)





















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